政治を変え、日本を変えるためには、真に政策本位の新しい政党をゼロからつくるしか道はない。
私はそのように考え、「日本先進会」を立ち上げました。
今の政権与党の政治家たちは、政権を維持することが目的化してしまっていて、日本が抱える根本問題にきちんと向き合おうとする姿勢が欠けています。彼らに国民を守ることはできないということは、コロナ禍を通じても益々明らかになりました。野党の政治家たちの多くも、包括的で斬新な政策を掲げるわけではなく、政権与党の揚げ足取りばかりを続けています。そんな政治家たちのために、莫大な税金が支払われています。これはどう考えてもおかしいのです。
政治において最も重要なものは紛れもなく政策です。それも、数十年先まで見据えた政策です。2050年ごろまでには、AI(人工知能)が人間の知能を凌駕する、いわゆる「シンギュラリティ」が訪れるとも言われています。その後の世界がどのようになるかは想像がつきませんが、少なくとも人間の仕事の多くがAIやロボットに取って代わられるのは間違いないでしょう。人間はAIやロボットには対応できない領域で価値を生み出し、共存・共生していかなければならない。そんな時代が必ずやってきます。
その時までに解決しておくべき根本問題は何なのか。その根本問題を解決するためには、今からどのような政策を実現しなければならないのか。それを考えるのが、政治家の本来の仕事です。
政策に必要な要素は「思いやり」と「合理性」です。ルールや制度というものは、社会の中で人間が共存・共生していくために必要なのですから、当然、「思いやり」が必要です。しかし、ルールや制度がきちんと機能するためには、「合理性」も必要なのです。
日本先進会は、「思いやり」と「合理性」に基づいた大胆かつ包括的な政策を、様々な領域で提案していますが、これから皆さまのご意見を伺いながら、さらにより良いものにしていきたいと考えています。どうか皆さまのお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。